【豆知識】ビタミンB1について

日本人には不足気味といわれ、食事などで得た糖質をエネルギーに変えて、神経のはたらきを正常に保つ役割を担います。
不足すると脚気や稀に脳症を起こすこともあるようです。
食品としては、豚肉、豆類のほか、果実、穀物などが有用です。
ビタミンB1。摂りすぎ、不足がちはどうなの?
ビタミンB1は摂りすぎによる障害の報告は少ないですがあるようです。摂りすぎても排泄されるので、過剰な心配は不要と思いますが、頭痛や不眠、苛立ち、皮膚炎などの症状が出ることが報告されています。ただ、データが不足しているようで、公的にも摂取上限は定められていないようです。
では、不足するとどうなるのでしょう?
ビタミンB1が不足すると、摂取した糖類をエネルギーに変換することができず、乳酸などの疲労物質が溜まっていきます。結果、疲れやすくなるほか、ご存知のように糖質は体脂肪になって、蓄積されていきます。
また怖いのは「脚気(かっけ)」です。今ではほとんど聞かなくなりましたが、以前は脚気の子供も多く、学校の身体測定で膝下をハンマーで叩いての検査を受けた記憶もあるのではないでしょうか。
脚気は、初期症状としては食欲不振、疲労感が出て、進行すると手足のしびれやむくみ、動悸などの症状が見られ、重症の場合は心不全を起こすこともあるようです。
上手にビタミンB1を摂るには?
ビタミンB1は食事で補うことができます。
お米(ごはん)、豚肉、豆・種類、などに多く含まれます。私は魚介類が大好きなので、うなぎの蒲焼で摂りたいと思います!(国産は高いので輸入産/笑)