ウコンとワインは親戚?

植物のチカラを借りる〜ポリフェノール類の効果について

わたしたちの身のまわりにある植物は、基本的に移動するということができず、外敵からの攻撃に対して動物のように他へ逃げたり、防ぐことが出来ません。
そのため、植物自身が害虫・動物・強い紫外線などから自分を守るために、色素・香り・苦味・アクなどの成分を蓄えて攻撃に備えています。
これらの成分を総称して、フィト(ファイト)ケミカルといいます。
フィトケミカルの “フィト” とは、ギリシャ語で “植物” の意味で、 “ケミカル” は “化合物” を意味します。
フィトケミカルは、1万種類以上あると言われていて、現在もそれらの研究が盛んにおこなわれています。

フィトケミカルは植物だけでなく、ヒトに対しても効果があるとされ、ヒトの体内で発生して生活習慣病やガン、老化などの原因といわれる活性酸素を強い抗酸化作用により取り除き、病気の予防に役立っています。
その抗酸化作用を持つフィトケミカルの一つに、みなさん一度は聞いたことがある、“ポリフェノール類” があります。
ポリフェノール類は、光合成によってできる植物の色素や苦味の成分であり、植物細胞の生成、活性化などを助ける働きを持ちます。
また、認知機能低下の予防や神経保護剤としての機能を持つことが知られています。クルクミンもポリフェノール類の一種であり、強い抗酸化作用により、種々の病気の治療や予防に役立っているようです。

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